職務経歴書を企業はどう見ている? | 職務経歴書の作成術・書き方ガイド

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職務経歴書を企業はどう見ている?

実際、企業は職務経歴書をどういう視点から見ているのでしょうか?
職務経歴書では書式の指定がない分、どのくらい自分を売り込むための文章を練ったか、ということが履歴書に比べてよく分かります。

単純に書かせる量を増やせば、ごまかしが効きにくいとも言えるでしょう。
職務経歴書の提出を求められているから、という理由で事務的に書いているようでは、かなり不利と言えます。

まず、企業が知りたいのは、どの程度企業が求めている人材に近いかということです。
企業の求人内容と、自分が前職などで学んできたノウハウが近ければ、それを強調して書いていけば良いですし、企業の欲している能力を自分が持っているという証明として、関連する資格の取得について詳しく書いていけば良いでしょう。

しかし、以前の職場と同じ業界に転職するとは限りませんし、業界自体に不満があっての転職の場合は、なかなか企業の欲している能力をアピールして行くのは難しいかもしれません。
そのような場合は、自分の今までの経験の中から、より近いと思われるものを書いていくことになります。

例えば、コンピューター関係の業界に転職したい場合、前職では不動産関係の営業をしていたとします。
しかし、大学時代の卒論がコンピューターのアルゴリズムなどに関するものであれば、自分がコンピューター関係に詳しい、ということを書くことができるでしょう。